本当に呆れた日大アメフト部の薬物違法事件だ。理事会が揉め、追い詰められた澤田副学長は渋々辞任の応じるらしい。澤井副学長から処理の報告を受けていた酒井学長も辞任するらしい。酒井学長は今回の事件でどういう役割を演じたかははっきりしない。
だから、澤田副学長のうごき は重要なポイントになる。スポーツ部担当だったし、元検事と言うことで事件の調査と処理が任されたのだろう。
ところが、澤田副学長は、林理事長を相手に1000万円の損害賠償を訴えられた。パワハラがあったというのだ。
林理事長からは「捜査の対象者になるのでその前に辞任してほしい」「このままでは交付金が受けられない」と追及されたそうだ、そしてしばらくの間理事会にも出席を拒否されたらしい。
こういった林理事長の言動が澤田副学長にとってはパワハラに当たるのだろう。
しかし考えてみれば、澤田さんは副学長だ。中途半端な管理職ではない。経営陣の言取であることを忘れていないか。
そして1000万円の損害賠償請求は弁護士と相談しての結果だろうが「最後っ屁」に見える。
日大と言う日本を代表する教育機関でありながら、泥臭さをさらけ出したことになる。検事を長く勤めながら辞めて日大の危機管理学部の教授になった。日大と言うプライドは全くない。
学生はどう考えているのか。交付金も3年受けられなかった。経営も大変だろう。経営トップはそこのところをしっかり考えるべきだ。
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