新聞報道では在沖米軍幹部は「軍事的には普天間ベスト」という。普天間飛行場は周辺を民間住居があり危険ということで政府は辺野古移設が唯一という。ところが政府はドンドン進めるが、辺野古飛行場の先端部に地下70~90mに軟弱地盤が見つかりその改善工事で国と県が法廷闘争をやり、最終的に国の思惑とおりになったようだ。
過去には民主党、鳩山政権で「少なくとも沖縄県外」を主張、沖縄県民の期待が高まったが、結局は「考えれば考えるほど辺野古」となった経緯がある。政府が防衛問題で手を焼いた最大の課題だ。
ところが、以前、新聞報道で米国でも検討され、米軍海兵隊組織の維持管理では「在沖縄」が経費的のも一番安いということが分かったそうだ。
台湾有事など対中国、北朝鮮で億位縄の米軍基地の存在は安保上も重要な施設となる。
ところが、今日の新聞で在沖米軍幹部が「軍事的には普天間が一番」と言い出した。その理由に(1)普天間飛行場の滑走路は2700mだが辺野古は1800mと短い。これは米軍に大きな影響があるというのだ。
(2)レーダーやセンサーで情報収集するのだが立地的に普天間が有利らしい。辺野古は大きな山に覆い隠され不利なのだという。
普天間周辺の安全を確保するための辺野古施設だったが、軍事的には不利となるのだ。今までの日本政府の苦労は何だったのか。
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