「新タイ新指針にてらした泰信安全性評価 基準地震動Ssの策定」関西電力 平成21年12月12日 |
先日、地質学の専門家らが原発廃棄物処理の地下埋設について「敵地はない」と発表したが、今回新聞報道で「もんじゅ」の直下に活断層が走っていると従来の見方を否定する新説を広島大・中田名誉教授ら発表し、今までの検討は不十分だったと批判した。
「もんじゅ」の立地では近くに関西電力の美浜原発が存在する。そのために付近を走る白木ー丹生断層の存在は重要になるのだ。
記憶ではこの疑問があるために関電・美浜原発で「トレンチ調査」を実施、一部専門家は「地すべり」との見方を示したが他の専門家らは活断層を疑った。事業主は活断層を否定する資料を提出し「問題なし」としていたのだ。
「もんじゅ」付近では断層が海側に向かっていると判断されたが、中田教授らは詳細に検討した結果、曲がって「もんじゅ」の直下を走っているのだそうだ。
「もんじゅ」では核燃料の保管を地上で行っているのなら問題ないが、活断層の上に試験研究炉を新設することはダメではないのか。
「もんじゅ」の運営主体は「有識者会合で評価されているので、対応は考えていない」というが、本当に大丈夫か。
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