惨敗の結果に苦悩する海江田 代表、橋下代表 心中は「どうすればぞくとうできるか」 を考えているのか 2013.7.22読売新聞 |
その後の各党代表の討論会を聞いても満面の笑み組と苦悩の顔組では迫力、説得力に大きな差が出ている。
特に民主党、維新の会の惨敗は都議選から予想されていたとはいえ、対応策がなかったのかと頭をかしげたくなるが、それが代表の責任問題に関することだから容易には対応できなかったのだろう。
海江田代表は、「都議選で負ければ責任をとる」と言ってみたかと思うと、先送りし「都議選と参院選を一体で考えている」と言う。政権時の不信感が拭われていないことが敗北の大きな要因であったことは確かであるが、責任をとらない体質にも国民は不信感を募らせているのではなかったのか。
日本維新の会の不振も橋下共同代表の慰安婦問題発言が大きく影響していることは誰でも分かっていたことだ。橋下さん自身も「僕の発言、振る舞いが影響していること」を認めていた。「僕への信任のなさ」と言い、進退については執行部内で検討すると言うが、続投意見はほとんどらしい。
自民1強体制に対してがんばってほしい民主党、日本維新の会が、こんな体たらくではどうしようもない。
海江田代表も橋下共同代表も続投の気運作りではなく、自ら辞任すべきではないか。
自ら辞任しないから誰も動こうとしない。民主党には変わりをやる人材はいるではないか。
一方、日本維新の会は大変だろう。橋下人気で成り立っていた政党だから橋下さんが辞任することは、政党として成り立たなくなる。
橋下さんは辞任した後、それでも橋下さんを代表に担がなければならないのであれば仕方ないことだ。それは国民がその是非を判断すればいいことだ。橋下さん再任でも立ち直れないなら、国政政党を諦め、大阪で地方政党で出直したら良いだけのことだ。
兎に角、選挙に負ければ代表は責任を取って辞任し、ケジメをつけるべきだ。そうしないからメデイアも国民も不信感が残ったままになり、政党の立ち直りは先送りになるのだ。
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