参院選を機に問い直してみよう、経済成長で「成長とは、どんな果実、どんな社会」か。
4日参院選がスタートした。各党党首はそれぞれの思い入れのある地で第一声を発した。5日のメディアは、自公が過半数を取れるかどうかが焦点だという。
一方、「アベノミクス」も政権がいう「本作用」と批判派がいう「副作用」が入り乱れての評価を受けることにもなる。
折しも、日銀が「地域経済報告」を公表し、9地域中8地域で景気判断を上方修正した。賃金と雇用への波及効果に懸念があるが、「景気は回復しつつある」と判断したのだ。
何やら、安倍政権の経済政策を援護しているようにも見える。
しかし、ここは真剣に「成長とは何か」、「どんな社会」を望んでいるのか、1人1人がよく考え、どの政党、どの候補者に政治を託すべきか判断すべきだ。
福沢諭吉が言ったといわれているが、「政治は悪さ加減の少ない選択」という。すべてが良くはならないだろうが、悪さ加減の少ない選択をすべきだろう。
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2013.7.4投稿
不完全な経済政策「アベノミクス」:日本経済再生には「所得の再分配」が必要
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