今回の2013年参院選は、自民党の圧倒的強さで自民1強体制(朝日新聞2013.7.22)が出来上がった。これでねじれ国会も解消し、念願の「決める政治」「進める政治」が可能になったという。
自民1強体制、ねじれ国会解消も国民が選んだ政治体制だ。
かえって国民の監視の目が厳しきならなければならない。
本来であれば野党が結束して自民政権の監視にあたるべきだが、今回の選挙で国民の信頼が得られず、各野党自身が党内体制の強化が求められることになった。
メディアだって今までは野党のふがいなさを追求していればよかったが、これからは今まで以上に政権に対する論評、監視が重要になってくる。
そして何よりも、国民自身が政策をチェックする能力、自民政権を監視する厳しい目を持つことが要求される。
自民党政権も、何でもできる体制にもっていけたのではなく、国民の厳しい監視の目にさらされることになったことを肝に銘じ、国民目線から外れない政策の実行をすべきではないか。
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