松島法相は捜査の公平性を保つためにも法相を辞任すべきではないのか。「うちわ」が有価物の配布か、政策討議資料の配付かで松島法相の公職選挙法違反容疑が国会で問題になっているが、ついに民主党議員から刑事告発された。
現職の法務大臣が配下の検察庁により公職選挙法違反容疑で捜査を受けるのだから異常な事態だろう。
うちわが違反かどうかは柄が付いているか付いていないかで違法性が変わるが、すでに知れ渡っている事例であり今時悶着を起こす松島法相の議員としての資格を疑う。
民主党蓮舫議員の追求に「うちわ」と本音を漏らし苦笑いしている画面がテレビで写ったがどうしようもない法務大臣だと思う。
内容は、柄が付いている「うちわ」に政策と自分のイラストが描かれたものを支持者に配ったようだ。3年間で21980本、175万円になると言う。法相になってからも法務大臣というシールを貼って配ったというから確信犯だ。
このぐらいの数量、金額で公職選挙法違反で有罪が問えるかどうかは分からない。松島法相は「安倍政権の法務大臣としてがんばる」と辞任の意思はなさそうだし、「指揮とかコメントは差し控える」と指揮権発動などはする意思もないらしい。
でも、松島さんのことだ。「私の件はどうなっているの」と事務次官に聞けば、取りようによっては指揮権発動にでもなる。
ここは捜査の公平性を保つためにも法相を辞任すべきだ。
もし、本人に意思がないのであれば、安倍総理が更迭すべきだ。議員資格も問う公職選挙法違反事案だから慎重で公平性を保つことが重要だ。
検察が法相だからといって怯むことはないだろうが、万一不起訴判断だった場合、何かあったのではないかと疑いを招き、検察の信用にもかかわることになる。
松島さんは法相就任後、初登庁したときに出迎えが少なかったと言って一旦議員宿舎に引き上げたり、公用車を変えろと言ったり名刺の文字が小さいと言ったり我が儘を押し通していることがメデイアの報道であった。
小泉政権の時は、全くの素人の女性議員が法務大臣になって委員会で「何分素人なもので」と笑いを誘っていたことがあったが松島さんも含めてその程度の女性議員しかいないのか。これで安倍総理が「女性議員登用」をアピールしても笑いものになるだけだ。
松島さんや小渕さんのスキャンダルで安倍総理が気にしている内閣の支持率も落ちるだろう。松島さんや安倍総理に常識があれば、ここは辞任する(させる)しかない。
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