2014年10月12日日曜日

相変わらず野党の不和:これで一強の自民党に対抗できるのか

情けないと思わないか、相変わらずの野党の不和。これで自民党の一強に対抗できるというのか。「日本維新の会」の分裂、「結いの党」と「維新の党」を結成するも大阪vs東京の抗争がらみのゴタゴタ、与党とも連携しろという「みんなの党」の内紛、年配者だけ集まったが名前は「次世代の党」、そして孤立気味の野党第一党の「民主党」では、自民党に変わって政権を奪取できる結束など出来るはずがない。

これでは政治離れするしかない。

近づく統一地方選、来るだろう総選挙での野党協力で勢力拡大が急がれるが、旗印もはっきりせず、政策協定は先送りで選挙区棲み分けでは、結局は主導権争いが始まるだけだ。

それを良いことに安倍政権は、集団的自衛権、安保体制、憲法改正、特定秘密保護法など強権政治につきすすむ。

コントロール出来るのは政権与党の公明党だが、「政権に残るか、出るか」と恫喝されれば自民党に尻尾を振る有様だ。

国会審議では、安倍政権の要である「アベノミクスの是非」が論じられるが否定する決定打はでず、「円安が今後国民生活にどう影響するか」の様子見だ。

鳴り物入り(?)で入閣した女性閣僚もスキャンダル攻めに遭っている。これで身体検査をしっかりやったのか。それとも女性枠を5人確保するのが精一杯だったのか。注目された小渕経済産業相もペーパーの棒読みが批判され、NHKの国会中継を見ているとペーパー丸暗記の答弁に徹した。

女性議員自らのスキャンダルに対し答弁書を読んでいるところを見ると、閣僚が考えているのだろう。公私混同も甚だしい。

野党は政権を揺さぶろうとしているが、毎度のことで攻め切れていない。

統一地方選で自公が負けたとしても野党が国政で協調できる可能性はない。結局は「野党よいずこへ」と言うことか。



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