2014年10月30日木曜日

小渕スキャンダル(3):早い地検・特捜部の家宅捜索で説明責任を果たせなくなったのでは

小渕さんの「政治とカネ」にかかわるスキャンダルも地検・特捜部の早い家宅捜索で資料を押収されては小渕さん側が約束していた説明責任は果たせなくなったのではないか。告発を受けて10日という異例に早い地検の動きに驚く。

今までは、関係者の誰かが事情聴取を受けたという情報があるとまずい資料は隠蔽したり、破棄した後での地検・特捜部の家宅捜索なので重要な資料は見つからないのが通例ではなかったか。

そして地検は、起訴するに十分な証拠が見つからなかったと言うことになる。

ところが今日、前・中之条町長の自宅、小渕優子後援会など関連政治団体の捜索がテレビのニュースで流れ多くの段ボール箱で資料が持ち出されたようだ。

折田・前町長は記者に囲まれて「捜査中なので何もコメントするなと言われている」と言い残し車で走り去った。これから毎日メデイアの追っかけられるのだろう。

こういった政治資金規正法違反疑惑では、「単純な記載ミス」「修正申告で済む単なる形式犯」という議員のコメントが流れるが、今回の小渕さんは「私にも分からないことが多すぎる」と言うように相当悪質で複雑な違反事件であるようだ。

小渕さんは弁護士を入れた第三者委員会で調査してもらうと言っていたが、ほとんどの資料が押収されては調査のしようもないのではないか。

独自の調査が不可能となると地検・特捜部の捜査結果を待つしかない。

小渕さんはどう対応しようとしているのか。野党からは責められ、説明責任が果たせないのであれば議員を辞職するしかない。



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