2015年9月14日月曜日

山形市長選(1):何故、メデイアは詳細を報じないのか

13日投開票の山形市長選の詳報を何故、メデイアは報じないのか。山形市長選は地方選と言っても野党候補者は「安保関連法案反対」を掲げての選挙戦だ。今、参院で審議中の安保関連法案の採決時期を議論されている関係で官邸から確定票を報じないよう圧力でもかかっているのか。大きく勝てば問題ないが接戦や負けるようでは安倍政権の敗北につながり今後の政局に悪影響するのは誰だって考えることだ。

今朝になってNHKは「おはよう日本」で安保関連法案の今後を解説する中で、山形市長選でも「競り合い勝ち」したとサラッと言及した程度だ。

テレビの情報番組でも山形市長選のことは報じない。ネットニュースで自公推薦の佐藤さんが当選、投票率は56.9%というが知りたい確定票は言わない。

地元紙は詳細を報じていると思って山形新聞の電子版を見たが、他のメデイアと同様に結果のみだ。

佐藤さんは前回に次いで2回目の挑戦で知名度もあり、「健康医療先進都市」を掲げ地域振興を訴えた。

一方、野党推薦の梅津さんは「安保反対」「地域人口減少対策」を訴えた。特に安保関連法案では「違憲」と主張した小林先生が付きっきりでの選挙戦になり、注目された。

選挙前は梅津さんが巻き返していると報じられていたので、「もしかすると自公敗北か」と思っていた。

自公推薦候補者がかろうじて勝ったのだろう。もし負けたとしてもいつものように「国政には関係ない」とでも言うつもりだったのだ。

茨城、栃木、宮城の大水害に続いて今日、阿蘇山が噴火し警戒レベル3に引き上げられた。


政権は「国民の命、安全を守る」と安保関連法案に力を入れているが、水害、地震、火山噴火と自然災害への政策を怠ってはいけない。

0 件のコメント: