2015年12月26日深夜に発生した東京湾地震の震源域 tenki.jpの東京湾地震の震源をプロット |
週刊女性がM6.5以上の東京湾直下大地震が2月末~3月はじめにかけて発生する可能性があることを伝えた。そんなに切迫しているのか。家内にコンビニで買ってきてもらい、記事の内容を確認した。
立命館大学歴史都市防災研究所の高橋先生がフィリッピン海プレートの最近の動きに注目して2月下旬から3月初めにかけてM1クラスの地震が発生した場合、その直後から2日以内にM6.5以上の地震が発生する可能性が高い。M7以上の地震が来ても不思議ではないと言い、東京湾直下大地震の可能性に言及したのだ(週刊女性2016.3.1)。
その注目すべき地震に昨年12月26日午後10時ごろ連続で5回発生した東京湾地震を挙げている。
高橋先生は、過去にほとんど地震が起きていないところで集中的にM2.5~3.5規模の地震が起きた場合、おおよそ2カ月後に大地震が来ることがよくあると言うのだ(同上)。
実は私もこの12月26日の東京湾地震には注目しブログに記載した(「12月26日、23時21分、東京湾地震?:「ビシッ」。「グラッ」一瞬の出来事だった」http://yamotojapan.blogspot.jp/2015/12/12262321.html)。
26日、午後11時21分ごろ、テレビを見ていたら「ビシッ」「グラッ」ときて「あれ 地震か」と思ってNHKにチャンネルを合わせたが地震情報は出なかった。気になって27日朝、気象庁の地震情報を開くと東京、千葉、神奈川、埼玉の広い範囲で揺れ、震源は北緯35.5度、東経39.8~9度で深さ20km、同じ場所で5回揺れたという。
日本気象協会のtenki.jpを見ると発生頻度は2012年に4回、2013年にはゼロ、2014年に3回、そして2015年に9回だ。そのうち5回が26日に発生している。
ところが2015年9月12日5時49分にも震源が同じ場所でM5.2,震度5弱で久しぶりに大きな揺れになった。調布では震度5弱だ。
東京湾付近はM8クラスの関東大震災クラスが心配されているが、その前にM7クラスの内陸型地震の可能性が多きいのだ。
以上が私のブログの内容だった。
首都直下型地震の発生は認めるが、高橋先生が言うようにそんなに切迫しているのか。予測が当たっても良いが、なるべき規模が小さい内容になって欲しい。
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