2016年2月8日月曜日

STAP細胞の悪夢:忘れていたのを思い出させた小保方さん出版の「あの日」

忘れていたSTAP細胞の悪夢を思い出させる小保方さんの「あの日」が出版されたことをテレビの情報番組で知ったが、その後の週刊誌で評価が真っ二つに分かれる新聞広告記事が載った。

カネを払って購読する気にはならなかったが、週刊誌でその大まかな内容を知ることができた。20万部のベストセラーで印税700万円が前払いされたという。

当然、自分を擁護する内容のようで、識者も賛否両論だ。まだ若い経験の未熟な小保方さんだけで、あんな三大論文捏造事件が起こせるとは思っていない。背後には当時の理研の置かれている立場、iPS細胞を超えたい野望があったことは確かだ。

キメラマウス作製成功を見せられて「私は信じたんです」という幹部の発言にそのことはよく分かる。

そのキメラマウスを作製したのは当時理研にいて、小保方さんを理研に招いた若山さんだ。でも論文に疑惑が出てくるとすぐに論文撤回を言いだしたのも若山さんだったはずだ。

やっぱりこのSTAP細胞捏造事件のキーマンは若山さんだ。その若山さんは今まできちっとした会見は開いていない。

何故、小保方さんは米国のバカンテイさんのところで続けて研究しないで日本で研究しようとしたのか。日本に持ってこなければ、こんな理研の信用を失墜指すことにはならなかったはずだ。

そして、若山さんは、バカンテイ―さんの研究室にいた小島さんとの関係で理研には内緒で招き入れたという。どうしてそういうことができたのか。

そして、若山さんは世界的研究者と言われながらどうして小保方さんの研究に疑問を持たなかったのか。優秀な研究者は若い研究者を指導する重要な仕事があるはずだが、何故怠ったのか。

STAP細胞が日本に入ってくることを水際で防ぐチャンスがあったはずだ。

そう言う意味からも若山さんの責任は大きい。

若山さんは、一度記者会見でそこらへんのことを説明する義務があるのではないか。

そして、小保方さんは自己弁護だけではなく、自らの非は認めて弁護士とも離れて人間として自分の道を歩めないか。家族ともよく話し合う必要もあるのではないか。母親は臨床心理学が専門と言うではないか。

これ以上、理研や理研の研究者を敵に回す人生には区切りをつけたほうがよいと思うのだが・・。


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