朝日新聞 2023.3.6 緊急避難計画の策定状況 2が浜岡原発 13が伊方原発 |
岸田政権は今夏、再稼働を進める原発が7基と言うが、未だ避難計画が策定されていない原発が2基あり、東京電力柏崎刈羽と日本原子力発電東海第2だと言う。原発の過酷事故に備え半径30km範囲の自治体は避難計画を策定する必要がある。
再稼働に際しては地域の同意と広域避難計画策定が必要なのだ。それがなかなか進まず、地域住民の同意を得ることができないらしい。
ところが2夜連続で放送されたNHKスペシャル「南海トラフ地震 半割れ」ではどうしたことか言及されていない。
西の「半割れ」では伊方原発、東の半割れでは中部電力の浜岡原発が関連し、巨大地震で原発に過酷事故が発生した時は住民避難が重要になるはずだ。
新聞報道では浜岡原発は再稼働、避難計画御策定ともに×、一方、伊方原発はともに○だ。浜岡はともに×だから言及しなかったとだろうが稼働していなくても保管燃料棒などへの影響はあるだろうし、伊方原発では立地が半島の先端で避難する道は1本しかない。イザと言う時は船で救出する計画もあると聞いていたが、決して楽に避難できる環境にはない。
第2夜の住民避難では言及してほしかった。何やら政府との関連で難しい問題は避けた結果になったのか。
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