我が国も物価2%を3年以上続け、デフレ状況ではないが、何故政府はデフレ脱却宣言発出に尻込みするのか。新聞報道によると11日の予算委員会で野党の質問に高市総理は「脱却とは言いにくい」と従来の考えを示したそうだ。
定義からすると「物価が持続的に下落する状況を脱して再び戻る見込みがない」と言われている。各政権が自分の政権時に脱出できたと宣言したい気持ちはあるだろうが、失敗することもある。
以前日銀が政府の反対を押し切って「利上げ」に踏み切った直後、景気が悪くなり再び「利下げ」したことがある。当然に日銀は批判された。民主党政権時、菅政権が脱却宣言を考えたことがあるが諦めた経緯もある。
インフレにも良いインフレと悪いインフレがある。経済の好循環が続けばいいのだがそうはいかない。
現在、」トランプ関税、円安、コメ価格など輸入品の物価上昇で賃上げも物価上昇に追いついていかない。とてもじゃないが、デフレ脱却とは言えないのだろうが、デフレとインフレでは経済政策も変わる。
物価もインフレ状況下でさらに積極的な財政出動でもすればさらにインフレにならないか。アベノミクスの継承だけでせいsカウをとるのは間違いだ。まず、アベノミクスの検証をすべきではないか。
0 件のコメント:
コメントを投稿