2023年3月30日木曜日

今日の新聞を読んで(602):AIの政治利用、民意をくみ上げ効率的と思うが

 政治は国民の民意をくみ上げ、政権がどう対応するのか、さらには政治の方向性が民意に従っているかどうかを決める効率的な手段だと思うが、一概に相とは言えそうにない。

いま日本では少子高齢化、人口減で地方の自治を維持するのが困難になっている。町村議会議員のなり手がいないと言うのだ。興味がない、兼業ができない、時間がない。そして歳費が少なく生活ができないなどがあげられている。さらには議員になるための選挙活動、議員として住民との対話など面倒な仕事が多い。

しかし新聞の面白い記事が載った。

立憲民主の中谷議員が対話型AI「ChatGPT]を使ってないっ買う方改正案である「感染症対応での司令塔を作る」国会審議での質問書を作成、加えて総理の答弁書も作成、実際の審議と比較したのだ。

その結果、岸田総理の答弁は同じことの繰り返しが多く、ピントがずれている例が多いが、AIの答弁は誠実でピントもあっていた」という。新聞でAIの答弁と実際の岸田総理の答弁の比較が出ていたが、AIに軍配だ。

AIは多くの国民の考え、質問をくみ上げ簡潔な質問書を作成、答弁も簡潔だったのだ。

しかし、CHATの開発の加速にブレーキをかける動きが出てきた。j峰砲拡散やプロパガンダに悪用される恐れが出てくるのだ。確かに事例がある。泡沫候補とみられていたトランプ氏が大統領に当選したのか、海外のSNSがプロパガンダで拡散し当選させたのだ。

確かに恐ろしい面もある。尾っぽ利用法を間違えば政治をひっくり返すこともできるのだ。



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