2012年12月22日土曜日

民主党再生は不可能、もっと小グループに分裂するしかないのか

民主党本部

このままでは民主党再生は不可能、もっと小グループに分裂し弱小政党で再出発したらどうか。今回の衆院選による大惨敗を受け、民主党は再生を目指しているが次期代表候補も現れず、代表選が行えるかどうか不安視されている事態まで落ちてしまった。

4年前に自民党が政権から雪崩的に滑り落ちてから良く立ち直ったものだが、自民党は各議員がしっかりした地方組織を持っていた。一方の民主党は連合などの強力なバックアップはあっても個人組織ではない。選挙に負ければ見放される運命にある。

それに、麻生さんが選挙期間中にも言っていたことだが、民主党は政権交代を手段ではなく目的にしたから、政権交代したら主導権争いで党内不一致をさらけ出した。小沢グループが分裂、新党結成に走った後も、ゴタゴタが絶えなかった。

それにメデイアが面白がって党内不一致を煽った。民主党で会合がある毎に、反執行部、反野田派にマイクを向け反対意見を垂れ流された。

これでは、民主党に政権を託することは出来ないのは誰が見ても明らかだ。

第三極に躍り出た「日本維新の会」も政策の不一致、主導権争いで分裂の危機にあると言われている。石原ブランドとメデイアは評するが、今回の結果でそんなブランド力はないことが分かった。橋下さんだって関西での人気で、決して全国区ではない。地方の首長と参議院議員が兼務できるのであれば、参議院選に立候補すると言うが参議院を否定していたのではないか。

「日本未来の党」も小沢さんの傀儡政党であることは分かっていたが、嘉田さんも党首と県知事の二足わらじを県議会で追及されている。

そんな事を考えると、自民党+公明党の巨大な政党に対抗できる政党が不在となり自民党政治を監視する核となる政党がいなくなる。

野党に落ちたと言っても民主党の存在価値はあるのだが、もっと小グループに分裂するとなるとその存在価値は落ちる。

何とか一致団結し自民党政権を監視できる政党であってほしいと思うのだが。

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