衆院選大惨敗、野田総理、執行部辞任を受けての民主党代表選において小選挙区で落選した海江田さんが立候補したことは、今の民主党を象徴しているようではないか。海江田さんは「候補者が出ないのであれば、ここは自分が立候補して火中の栗を拾う」と党再生を目指し男気を発揮した。
東京1区で立候補し、比例区で復活当選したとは言え、小選挙区で一旦は「NO」を突きつけられた人間だ。公党の代表にはむかないと誰でも思うのだが、民主党員はどう判断するのだろうか。
海江田さんは党再生のためと言うが、本音は別のところにあるのではないか。
1年前の民主党代表選で、本命と言われながら泡沫候補からのし上がった野田総理に負けて、ここ1年間はメデイアから遠ざかっていた。
そのためか、存在感も薄く今回の選挙戦では自民党議員に敗退した。その危機感が強かったのではないか。
小沢グループに担がれたこともあり、輿石幹事長も支持していると言うことから妙な動きも勘ぐられているようだが、こんなことで新生民主党として再生できるのか。
馬淵さんも立候補し、執行部派、反執行部派の一騎打ちとの見方も出てきた。
どちらの候補も、党の新しい顔として期待されるわけでもなく、その存在感は未知数だ。それでも衆参あわせれば145人の大所帯だ。
取り敢えず、通常国会での野党の立場での国会審議に注目したい。攻守ところを変えての攻防では期待が遠のく。
[後記]
次の代表に海江田さんが選ばれる
民主党本来の改革の党を目指すと言う
[後記]
次の代表に海江田さんが選ばれる
民主党本来の改革の党を目指すと言う
午後3時前 海江田さん当選を伝えるNHK中継 2012.12.25 |
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