mainichi.jp 2014.9.5 |
女性枠5人で過去最高、地方創生相の新設、そして重要閣僚の留任で、一見安定政権の様相を呈し、あべさんは実行・実現内閣と命名した。
しかし毎日新聞だけは47%で「指導力に期待」しているという割には評価が低いのはなぜか。
今回の内閣改造劇、党人事は安倍vs石破の駆け引き、情報戦で政界の醜いところをさらけ出す結果になったし、幹事長人事では若手を登用するサプライズをしかけたが、慎重論が強く安倍さんは断念した。
最後は「ガタガタしたが、ここは重厚感で」と谷垣さんの登場となった。自民党・幹事長の重さが維持できたことは良かったと思う。
メデイアは一様に安倍さんのポスト安倍潰し、囲い込みで来年秋の総裁選で再選され長期政権の足がかりを作ったと評しているが、安倍さんの1強体制への拘りはかえって危険を感じる。
ここは、毎日新聞の世論調査が正解のような気がするのだ。
[追記]
朝日新聞が8日、世論調査結果を発表した。
安倍内閣支持率は支持するが47%、支持しないが30%で、毎日新聞と同じだ。
支持する理由、支持しない理由は共に「政策の面」を挙げ、「首相が安倍さんだから」を上回っている。
支持しない人も安倍さんの経済政策に期待してのことかと思ったが、アベノミクスへの期待は「期待できる」「期待できない」ともに39%で同率だ。「賃金や雇用が増える事に結びつくか」という問いに53%が「そうは思わない」だ。
(2014.9.8)
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