最高速度が120kmに予定されている区間 2016.3.24 民放情報番組より |
何故だ、高速道の最高速度を110km→120kmの検討に入るとテレビニュースが伝えた。最初は区間を2カ所に限定し110kmで、そして120kmを目指すらしい。
検証実験をするのは交通量が少なく、見通しの良い片側2~3車線でカーブや勾配が緩やかな区間らしい。
何を目指すのか。ドイツのアウトバーンか。
現在の最高速度は100kmだが、追い越し車線では皆120,140kmは出している。それが120kmになると140,160kmは平気で出すのではないか。見通しの良い区間だと危険きわまりない。
渋滞を減らしたいのであれば、トラックや大型バスは本線側を80kmで走り、追い越し車線は車間距離を40mにとって一定速度で走るのが理想だ。大型車両が追い越し車線を右にいったり左に行ったりするから速度が乱れて渋滞の原因になる。
難しいことだが車間距離を保って一定速度で走ると渋滞は起きにくい。スピードを出して走る車があるから前の車に追突しそうになりブレーキを踏む。すると後続車もブレーキを踏むようになり、ひどい時には後ろの方では渋滞でノロノロ運転になる。
高速道には表示が出ている。「渋滞が始まるのは、追い越し車線から」と。
しかし最高速度が120kmになるとスピード違反が少なくなる(?)が、140kmとスピードを出して走っていた分、制限速度が80kmに設定されている区間があったら一発で免停になる危険もある。
私も、以前は高崎―東京で関越道を使っていたが、高速道で追突事故に遭ったり、パンクしたり、スピード違反にあったりしたので今は高速道を使わず一般道を使っている。
関越道の代わりに国道17号、大宮バイパス、川越街道、環七を使って片道135kmを4時間かけて往復している。
関越道、環八を使っていたときは早くて2時間10分、普通で3時間、環八などが混んでいるときは4時間30分かかっていた。
1時間多くかかるが片道約2600円の高速道料金を節約できるし、時間がある程度読めるので重宝している。
年金生活者だ、急ぐ必要はない。連休時、一般道を走っているとき「高坂SAを頭に25km渋滞」というニュースを聞くとニヤッとなる。
昔、上信越道・妙技松井田―山陽自動車道・笠岡を利用し実家に帰っていた。約650kmを休憩時間も入れて10時間ぐらいかかっていた。混雑するところは小牧、京都、吹田、池田付近だ。
ところがある時、1時間半ほど短縮出来た時があった。連休ではないし、交通量が特に少ないと言うわけではなかった。よく考えてみると、トラックなど大型車両が本線側を整然と走っていたのだ。いつもは本線側と追い越し車線側を車線変更をしきりにやりながら走る事態が少なかったので、比較的走りやすかった。それが時間の短縮につながったのではないか。
目的地に早く着くこと、渋滞を少なくするには車が節度ある運転をすれば対応出来るのだ。なにも最高速度を上げる必要はないのだ。
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