石原元知事 記者会見 NHKのテレビ中継 2017.3.3 |
3日の記者会見で石原元知事は、小池知事は豊洲移転を決断すべきで、さもないと不作為責任で住民訴訟をやるぞと言う。そして中西さんも「豊洲は安全だ」と言っていると付け加えた。
3日の石原元知事の日本記者クラブでの記者会見をNHKのテレビ中継で最初の30分を見た。よたよたした足取りでの登場であったが、百条委員会を待てない。プライバシーは侵され、近所迷惑に絶えられないから出て来たというのだ。
最初は讀賣の橋本さんが司会をして代表で質問をし、その後会場の記者から質問を受け付けるような格好で進んだ。
促されて最初、石原さんが意見を述べた。
行政としての最高責任は認める。やることをやらない混迷の責任は小池知事にある。豊洲は全く問題はなく、風評被害を放置したままでは科学に負けたことになる。豊洲に移転すべきで不作為の責任がある。
詳細は都庁を調べれば分かるはずだと言うが、経緯についてはスタッフが調べてまとめたレポートを別の人が読み上げた。
要点は、豊洲移転は決まっていたこと。豊洲移転を念頭に意見がまとめられていた。浜渦さんに大まかには任せていたが、大筋の契約は外部専門家もOK、土壌汚染対策については具体的な記憶はないが東京ガスが汚染対策を実施済みで、その他は都が実施した。
汚染対策で具体的な対策の判断はしていない。専門家会議、技術会議で一定の対策を実施すればOKで、2010年に記者会見で発表した。
日本の技術で処理は可能と進言された。
盛り土の件は何ら報告を受けていないが、2008年に何か新しい工法は無いかと言ったようだ。
橋本さんが、平成20年ベンゼンが環境基準の4万倍が検出されたとき、「チョット待てよ」と思わなかったのかとの問に、石原さんがどう思ったか聞き取りにくかったが、22年に移転を決断したという。
当時は東京都も再建団体転落寸前でいろいろ苦労があったようだ。これは新聞でも報道されたことがある。
契約での瑕疵担保責任の放棄は、相談を受けたことがなく浜鍋さんに一任していたと言う。東京ガスとの契約書のサインは覚えがなく、担当者がやったのだろう。
最後に橋本さんが「「困る人が出る」と言ったようだが誰か」と問いかけた。
石原さんは、実際の契約者、議会関係者、当時は特別委員会は民主党が第一党、反対していたのがいつの間にか賛成に回わり、区長に立候補し石原さんも応援に行ったと言う。新聞に出ていたがドン内田さんらの暗躍か。
いずれにしろ詳細は闇の中、百条委員会は大丈夫か。質問に一工夫いるような気がする。
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