2017年3月8日水曜日

森友学園疑惑:安倍総理夫妻の二人三脚は官僚を巻き込んだ国家疑惑へ

森友学園への国有地格安払い下げは安倍総理夫妻の二人三脚で官僚も巻き込んだ国家疑惑へと発展している。夫人の名誉校長の肩書き、総理の安倍晋三記念小学校の記述は、国家のトップが関わる重要案件として官僚に影響力を与えたことは確かだ。

安倍総理も「迷惑している」と言うのであれば何故、告訴しなかったのか。普通なら告訴し争う姿勢を示すのだが、どうしてしなかったのか。告訴すればあらぬ事が明るみに出てまずいと考えたのだろう。

そして、今回の国有地払い下げは異例ずくめだ。本来なら競売にして一番高く買ってくれるところに売るはずだが、ゴミが埋まっているとは言え「森友学園ありき」ではないか。

この点からも公平、公正さにかける国有地払い下げ行為である事は明らかだ。

8億円も値下げした根拠、評価額の決め方を国会で追及された財務局長の答弁は見苦しいいい訳だ。しかも記録類が残っていないと言うから更に疑いが増す。

小学校建設費が二通りあると言う。同じ日付で大きな差が出ている。国には高い金額を出し助成金を受けたとしたら詐欺罪ではないか。

野党は国会で追及を緩めない。理事長、関係する5人の官僚の参考人招致を要求しているが、自民党が拒否しているようだ。安倍政権に不利な結果になる事を見通しているのだ。

安倍総理は国会で野党から追及される度に「名誉を傷つけた」「印象操作」だと批判するが、だとすると「すとんと腑に落ちる」説明をすれば良いのではないか。「オレに構わず本当の事を言え」と言えば良いだけの話ではないか。

このまま、のらりくらりと追及をかわし、野党が根を上げウヤムヤのうちに収束するのを安倍自民党は待っているのだろうか。


この案件は官僚機構も巻き込んだ安倍総理の国家疑惑事件だ。次期衆院選で自民党にお灸を吸えなければ大変な事になる。

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