またまた、FRBが3月利上げの見方を示したが、今回でオオカミ少年を脱することが出来るか。打ち上げては消える利上げの動きに市場は反応、だから今回も実際に利上げになっても大きな動きはないのだ。市場は織り込み済み、FRBは市場と会話したことになる。
利上げ→ドル高→米国経済に影響大と見るのはトランプ大統領だ。度々円高を牽制し、イエレン議長更迭を匂わす。でも閣僚は「ドル高は長期的にはメリット」と反対のことを言う。
昔の経済学ならドル高は米国経済の強さをしめすものと教えたはずだが、輸出に重きを置く経済界では為替高は自国には不利なのだ。
イエレンFRBが3月利上げを決行すればFRBの主体性を維持したことになる。
そのためか、チョット無理をしている感じもする。
経済指標の物価の動きは1.9%上昇で目標の2%に近い。これは問題ないだろうが問題は雇用統計だ。
今までは「20万人増」が指標(?)だったが今は、7.5~12.5万人増でも長期的に見れば十分だというのだ。だとすると2月の雇用統計はこの範囲に入ってくることは十分に考えられる。
万一、利上げになっても市場は織り込み済みだから大きな影響は起こらないとみるのだ。
FRBがオオカミ少年を脱するかどうか注目だ。
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