籠池理事長ｖｓ昭恵夫人：どちらの主張が本当か、昭恵夫人も国会証人喚問を

森友学園国有地格安払い下げ疑惑は23日の理事長の国会証人喚問の結果、籠池理事長ｖｓ安倍総理夫人の昭恵さんの構図になってきた。「口利きがあったか」「口止めがあったか」「100万円の寄付金」など安倍総理夫人の昭恵さんの暗躍が目立つ証言だったのだ。

理事長が証言すれば昭恵夫人がＦＢで反論、否定、政府も同調する。理事長は偽証罪のリスクを背負っての証言だが昭恵夫人は軽くコメントしたことになる。

ここは昭恵夫人にも証人喚問に出てもらい理事長と同じ条件で証言、2人のどちらの主張が本当なのか判断すべきではないか。メデイアも同等に判断することは出来ないと言う。当然だ。

籠池理事長が読み上げたＦＡＸの内容は誰が聞いても「口利き」に当たる。肩書きを利用して官僚機構を動かしたことになる。結果は意に添えないと言っても行為は行為だ。

一方、菅長官が記者会見でＦＡＸの内容は一般の国有地払い下げの手続きをコピーしたまでで特別のことではないとコメントしていたが、無理筋ではないか。

昭恵夫人は安倍総理、安倍家の名誉にかけても「国会で証人喚問を受ける」と言えないのか。籠池理事長は「何か大きな政治的圧力」を危惧して証人喚問を受けると決意したのだ。

今回の疑惑事件は偽証罪のリスクを背負わない発言、コメントに信頼性は見いだせないのだ。