2017年3月26日日曜日

青ヶ島近海ベヨネ-ス列岩噴火:伊豆・小笠原海溝スーパー巨大地震の前兆か

ベヨネ-ズ列岩
32415時、ベヨネ-ス列岩に噴火警報が出た。噴火予報から1ランク上げたのだ。海底噴火に注意、周辺海域では浮遊物に注意という。25日には伊豆半島東方沖でM1.6の地震だ。

静岡大生田助教の解析
朝日新聞2013.10.31
この伊豆・小笠原海溝付近は研究者の報告では歪みが貯まっていてスーパー巨大地震の発生が危惧されている。琉球大学名誉教授の木村先生は2012±5年にM8.5の巨大地震の発生を予測している。今年中には発生すると言うのだ。東海大学の長尾先生も伊豆半島南西沖海上に異常が見られると警告している。

この近海での火山噴火は1869年以降12回、最近では1960年、1970年にマグマ水蒸気噴火を起こしている。

地震としては最近では2015530日午後824分には小笠原諸島西方沖でM8.1(最大震度5強)が発生したが深さが682kmと深い。

特に注目は、神戸大名誉教授の石橋先生が1605年の慶長地震は南海トラフ巨大地震とみられていたが、実は伊豆・小笠原海溝での巨大地震だったのではないかと言う説を発表した。南海地震に見られるタイプとは違い揺れに対して津波が大きい「津波地震」だと言うのだ。そうすると南海トラフ巨大地震の発生間隔により将来予測に大きく影響するという(朝日新聞2013.10.31)。

そう考えると南海トラフ巨大地震は100年に1回の先入観から200年に1回程度の間隔になる。当時の津波の記録から伊豆・小笠原海溝のM8~9の巨大地震と考えれば説明がつくというのだ。


2015年のM8.1で一時休息するのか、これから発生するのか。ベヨネ-ス列岩の噴火を考えると、これからM8~9のスーパー巨大地震による津波に襲われるのか。

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2014.6.29掲載
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