石原さんは何をするために都知事になったのか。今回の都議会の百条委員会をテレビ、新聞で読んで感じたことは豊洲問題で関係した石原元知事、都庁幹部の無責任さ、いい加減さで何のために都民は13年間も石原さんに知事を任せていたのかと不思議に思う。
都知事としてカリスマ政治家と言う人気だけで選び、共産党が週に2~3日しか登庁しないことを指摘していたが選挙では問題ではなかったのか。
確か2期目の選挙の時に候補者が「私は毎日登庁する」と言っていたのは黒川記章さんだったか。
元市場長は「石原さんは豊洲に興味を示さなかった」「視察して下さいと懇願してやっと視察になった」と証言した。そんな事だから石原さんは浜渦さんという側近に一任した。
浜渦さんが「水面下でやりましょう」と行ったと言うが実はは東京ガスが言った事らしい。「水面下が何故悪い」と開き直る始末で、「水面下で聞いてきたら答える」とまで言い、「あの時は皆が感謝していたではないか」と言い切った。
石原さんは「一任」「覚えていない」を繰り返し、浜渦さんは自分のやったことの正当性を主張、元市場長は「知事は知っているはず」と言う。
質問する都議会にも責任はある。「今回の混乱した責任をどう感じるか」と質問し、浜渦さんに「責任とは何か」と聞き返されていたシーンは今回の豊洲問題の核心でもあったがどう収まったかは知らない。
知事も都政には興味を示さず、浜渦さんは勝手なことをやっている。都庁職員、幹部は議会との関係に困っていたところに内田さんという議員が調整役に頭角を現した。
そのうちに内田さんに都政を牛耳られる事になったのだ。
石原さんで都政は病んでいると市民団体が浅野元宮城県知事を都知事候補に担いだが、石原サイドは「東京のことは東京に」と反撃し浅野さんは敗退した。
兎に角選挙には強かったが、都政では役に立たなかった。
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