コロナ禍が落ちついたら、今まで緊急事態宣言、まん延防止策で疲弊した観光地、観光業者を何とか守ろうとするのはポストコロナの最大に課題だ。飲食業の救済もあるが、アンケート調査でも「旅行したい」希望は大きかった。
ところが観光地への客足が伸びないのだ。宣言中は「行きたい、行きたい」の心境だったが、いざ宣言などが解除されると、「いつでもいける」「いい気になっていると再拡大の危険がある」という心境になったのだろう。
飲食業もやっと解除になりこれからと言う時に、解除後1週間がお客も来たがその後は「さっぱりだ」と言う。アルバイトや夜間勤務者を確保するのが難しくなっているらしい。
厳しい夜間の勤務から昼間の勤務に代わることは良いことだと思うが、夜間営業の飲食業にとっては経営に支障が出る。
国土交通省はGOTOトラベルを推進するために感染防止の「ワクチン検査パッケージ」を試行する。しかしすでに大手旅行業者は試行しているのだ。むしろ国が推奨することによる補助が出ると、いままで使ったこともない高級パッケージを使用し満足する。税金の無駄遣いにならないか。すでに業者は工夫して商品を提供しているのだ。
海外からの観光客を招き、爆買いを当てにしている業者もいるが、中国人の訪日や爆買いが経営を狂わす結果にもなった。観光の趣旨も歴史探訪など日本文化に触れるやり方に代わっている。
ポストコロナで新しい生活様式を構築するのであった。飲食業、観光業もコロナ前を望むわけにはいかないのだ。
大きなイベントも収益を考えると収容人数が問題だ。第6波の危険がある今、観客も腰が引くだろう。
これからは政府、自治体の政策に惑わされず、国民一人一人が責任を持った行動をすべきだ。その動きによって業者は営業形態を改善していくことになるのではないか。
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