2021年10月4日月曜日

民意とは乖離した党人事、組閣:総選挙でどんな洗礼を受けるか

 

岸田総裁の党人事は安倍、麻生さんに配慮しすぎたと批判されている。副総裁に麻生さんだから党の力が大きくなると見られている。宏池会復興を考えているのならばそれも一理あるか。 

そして組閣の内容も固まってきた派閥別に見ると下記の通りだ。 

 

閣僚人数

担  当  相

細田派

  4人

経済産業 防衛 文部 官房

二階派

  2

経済安保 環境

麻生派

  3

経済再生 財務 デジタル

岸田派

  3

ワクチン 総務 農林

竹下派

  4

外相 復興 国家公安 万博

無所属

  3

厚労 小子化 法相

公明党

  1

国土

主要な部門を細田、麻生派で占めていることがわかる。岸田派は我慢したのか。二階派から2名出ているが、一本釣りだという。重要な経済安保に3回生が使用されたが経験を活かしてのことか。

新型コロナ対策では菅政権のときは厚労相、経済再生担当相、ワクチン担当相が当たっていたが船頭が多いと考えていたようだがワクチン担当相を残した。 

河野さんが担当していた行革は無くなったのか、誰かが兼務するのか。一番ホッとしているのは官僚だろう。落ち着いた行政に当たってほしい。官僚は国民の資産なのだから。 

小石河連合は冷や飯くいになった。河野さんは広報本部長で雑巾がけか。河野敗因の原因になった石破、小泉さんはチョッとやりすぎたのではないか。石破さんはもう総裁の目が無くなった。3人ともに自民党永田町では人気が無いことが分かった。 

寧ろ、メデイアが作り上げた政治家像は永田町では通用しないことが分かったが、次の総選挙で有権者がどんな審判を下すか。注目だ。いまだ人気があるとすると自民党が民意と乖離していることになる。

二階さんの失脚は自民党の公認選びにも大きく影響するだろう。山口3区、新潟2区、群馬1区、静岡も注目だ。 

「自民党は変わるか」と聞かれれば、答えはNOでは何か。

 

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