2022年9月13日火曜日

どうなるウクライナ問題(47):ウクライナは「6000km2国土奪還」へ、ロシアは劣勢、退避か

 一進一退を繰り返していやウクライナ情勢が大きく変わろうとしている。ウクライナが「国土奪還」で侵攻を開始、ロシアは逆に豚ずらを余儀なくされる「戦争ごっこ」の状態だ。今後どうなるか目が離せない。

皮肉なことだが今、日本で一番見られている地図はウクライナではないか。あのチェルノブイリ、ザポリージャ原発、首都キーウ、ロシアが併合したクリミア、そして今、ロシアが重要拠点としていたハルキウ、イジューム、ロシアが支配していると主張するエリア、ウクライナが奪還しているエリア、毎日の報道で素人でも戦況がわかる(?)。

そのウクライナvsロシアの戦況に大きな変化が出てきたというのだ。

ウクライナが国土奪還に向け重要拠点であるイジュームを取り戻し、ロシアはキーウに次ぐ撤退を強いられているが「部隊の再編」と強がりの主張だ。

ゼレンスキー大統領は以前から秋口には反転攻勢と主張していたがその通りになりそうだ。米国から供与されたハイマースが威力を破棄しだした。更に弾薬などを供与するという。欧州から供与された兵器も前線で使用されてきた・

一方、ロシアは長引く戦況に軋みも出てきたらしい。兵員不足に兵器、弾薬不足だ。収容所の囚人を採用したり、北朝鮮に兵員と弾薬の提供を依頼したという。何やら負け戦の「戦争ごっこ」の体裁ではないか。

ロシアは精密機器などを輸入に頼っていた。だから経済制裁は兵器に支障をきたし出したのだ。そういえば、中国が最初のロシアから空母を輸入したのはウクライナで建造された軍艦だったという記事が出ていた。ロシアはいろんな意味でウクライナに頼っていたのだ。

ウクライナの反転攻勢は、約3000km2東京都の1.3倍の国土を奪還したという。一方ロシアは党勢が取れず軍は「遁走」の状態らしい。

広大は土地を守るのは難しい。ウクライナは英国、米国の研究機関から情報を得ての作戦ではないか。

負け戦状態でプーチンが停戦交渉に応じるか。体調が悪いと言われていたが本当か。国内では暗殺らしい動きもあるし、同盟国でも孤立化が進んでいるか。

ザポジージャ原発攻撃では放射能事故の心配もあったが、停止したという。フランスのマクロン大統領がプーチンとの電話会談で批判したらしい。今、プーチンと会談出来るのはマクロン大統領だけか。イギリスはジョンソンが辞任し、新しい首相が誕生、バイデン大統領は中間選挙が気になる。ドイツはエネルギー危機をどう回避するか。

トルコが仲裁役を勝っているようだが、問題は中国だ。今までロシア寄りの立場だったが、戦況は不利となり不安を抱えているのではないか。何時、ロシアに停戦を進言できるかにかかっていないか。





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