立憲民主が次の内閣「泉政権」の陣容を発表した。総計13人、うち女性は5人、「ジェンダー平等推進内閣」と位置づけている。岸田政権との対決姿勢を強調、政権担当能力を示すというが、私たちの知ってる人物は官房長官の長妻さん、外務大臣の玄葉さんぐらいで、他は知らない。国会での実績もわからないで大丈夫か。
故安倍さんから「あの悪夢のような民主党政権」と揶揄されたのがトラウマになっているのか。
鳩山内閣では辺野古移設で迷走、小沢さんとの権力の二重構造が問題になり、菅政権ではあってはならない貞観地震、津波の来襲で福島第一原発の放射能汚染事故への対応の不手際もあって「いつ解散総選挙か」が政局になった。続く野田政権では改革などに取り組み「前に進める政治」を推進したが、自民党が政権交代を訴え「解散総選挙は何時か」で攻めてくる。
野田総理は党首討論で「改革を約束するなら明後日解散します」と言えば、安倍総裁が「約束します」と応じ、解散に打って出た。
しかし安倍さんは約束を守らず、逆に民主政治の根幹を揺るがし、私利私欲に走る政策は民主党政権にも及ばない悪政だ。それが今「国葬」するというのだから自民党政権は腐りきっていないか。
旧民主党は解散し混乱御末に立憲民主、国民民主などに分裂したが、民主党政権のプライドは持っていていいのではないか。
泉さんはじめ野党は政策提言できる政党を目指すという。メデイアも「反対ばかりする野党」と批判するが、野党はしっかり政権を批判するのが仕事ではないのか。社会党時代は「爆弾男」と言われた議員もいた。
対案を出し、政策提言することは野党にとっては難しい。自民党政権が取り込むし、財源に問題があって「財源なき政策」と批判される。中央官庁を牛耳らなければ情報は入ってこない。
また、メデイアも野党を批判ばかりするのではなく、野党を育てることこそ民主政治の大事な面である。情報番組でも政策を議論するとき政権寄りの評論家は出てくるが野党よりの評論家は出てこない。
「政権ヨイショ」の番組は排除すべきだ。
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