岸田政権が初めて経験する大規模地方選である沖縄県知事選で「オール沖縄」を掲げる玉城デニー氏が自民が推す佐喜真氏を破り3連覇した。安倍元首相「国葬」問題、旧統一教会問題、円安、物価高での生活防衛、新型コロナ対策で窮地に立っていた岸田総理だったが、沖縄県には別の問題があった。
「辺野古移設反対」だ。玉城知事はいろんな手を使って手続きなどで抵抗するが、政府は移設を強行する。「これが唯一の解決策」と言う考えを主張する。おまけに交付金も3500億円を減額した。
經濟、貧困、観光業の疲弊と県政は厳しい。それでも政府の対応に反対する。
一方、佐喜真氏は辺野古移設賛成、工期短縮、普天間2030年返還、3500億円の交付金っカウ帆、1000億円の観光支援を掲げ経済危機突破たという。
同時に行われた県議補選でも「オール沖縄」候補が当選し、与党の立場を確保できたらしい。
一方で、これまで実施された市長選では「オール沖縄」の自民系が4連勝している。
沖縄の市長選では自民系が優勢だが、県知事選になると「オール沖縄」勢となる。一体沖縄県民の本音はどこにあるのか。
辺野古移設工事は難工事を抱えながらも強行される。沖縄担当相が新しくなる度に沖縄を訪れるが、会談は平行線で進展なし。
「いつまで」「仕方ない」の心境になるのは何時か。まだ玉城デニー氏に人気があるが、他薦を重ねるうちに後継人材が見つからなければ「オール億縄」も終わりか。
沖縄に米軍基地を押し付けて日本の安全保障を確保している私たちはどうすればいいのか。4年ごとの沖縄県知事選が来るたびに迷う。
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