またまた、幼稚園児の送迎バス置き去り事故が発生、園児は熱中症で死亡したという。過去の何回も発生し、注意喚起の通達も出ていたという。何故、防止できないのか。
今回のような事故が起きるたびにニュースになるので各事業者はその時は注意するだろうが、一番身に染みて反省するのは「事故の当該者」であって他の人にはほとんど身に沁みない。他人のやったことで「痛くない」ので身に沁みないのだ。
化学会社では工場に安全衛生委員会というものがあり、他社で発生した同類事故、類似事故に対して自分の向上を点検し、事故防止に努めている。
しかし、そうでない事業についてはどうなっているのか。
今回も通常の運転手が休んだたまに園長が代わりに運転したという。通常業務をやっていない管理者が急きょ現場に出たのだ。こういう非常事態での事故は多い。
ニュースによると、送迎バスには乗るときのチェックはやっているが、後者の時はいい加減らしい。決まっていることは「運転手が最後に確認する」ことだったらしい。しかし、今回も通常の業務でない園長が運転士したために「確認を怠った」と言うことだろう。
しかし、園では始業前の職員会議もやっているはずだ。互いに注意し合ったり、バス内に確認事項を表示し注意を喚起する方法もあったのではないか。
こういう組織はギリギリの人数、正規の職員以外の人間も使っている。「安全意識」を養うことが急務だ。
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