2025年9月30日火曜日

それでも何故、トランプに頼るのか:軍事力、核の傘、市場一方で国内は二極化が進む

 今日の新聞でトランプ氏が、イスラエル首相とガザ恒久停戦で会談するというが、何やら難しい内容のようだが、トランプ氏は「自信をもっている」という。なにやら停戦が可能は雰囲気だが、これはいつものトランプ流発言なのだ。すべての紛争の仲介に失敗している。逆に言うと、何故仲介の口出しをするのか。

国連を批判する。自分は一生懸命紛争処理に気を配っているが、国連は何もしてくれない。今まで築いてきた多国間の協調路線も簡単にひっくり返し、得意な二国間デイールに拘る。米国第一を標榜し疲弊した製造業、失業者の救済に友好国に高関税をかける。

世界は何故、アメリカを頼り、トランプはそれを悪用しているのか。米国の軍事力、核の傘、巨大は市場、期待される背景だ。

従来は世界の警察官として紛争処理に活躍していたが、オバマ政権時の放棄した。

トランプ大統領も他国の「安全の保障」に言質を取られないようにする。自分の国は自分で守れということでGDP3%相当の軍事費を要求する。

トランプ氏も自分は7つの紛争勝利をしているが、国連は何のしないと国連を批判する。自分は世界のTOPと、習主席やプーチン大統領と友好な関係を保っているのでいつでも会談できると考えているようだが、実際には習主席との会談はままならず、プーチンとはウクライナ侵攻問題でプ―チンよりの考え方に頼って改善を図ろうとしたが、老練な政治家プーチンのビジネスマンのトランプは太刀打ちできない。今は反プーチンのスタンスだ。

何故、難しい国際紛争に仲介するのか。恐らく背後には巨大な経済利権があるのだろう。トランプは国益寄り個人の利益優先で行動する。

EU, NATO諸国はプーチンの無人機ドローンによる領空侵犯などのけん制行為に英仏独は「撃墜」をもって対応すると警告している。米国抜きの軍事対応を考えているのだ。


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