2025年9月5日金曜日

石破さんの何が怖いのか:みんなで記名式要望書を出せばいいじゃないか

 石破さんを降ろすか、続投させるかで自民党は混とんそして来た。一体、石破さんを選んだのは誰か。高市さんとトップを争っていた総裁選で、国会議員投票で石破さんがトップになったのではないか。

それでも選挙では惨敗し、「石破では選挙に勝てない」ということのなり選挙地盤の強固でない若手、中堅議員は「石破おろし」を主張、老練議員と対峙している。

確かに選挙では石破さん自身に対する責任よりも「政治とカネ」「貧困家庭への給付金」バラマキ問題、「物価高対策」などで自民党政権は不平を買ったのは間違いない。

しかしこれらの問題も石破さんが総裁としてうまくリードできなかったのが敗因ではないか。自民党自信の問題でもあるが、そのトップである石破さんの責任は軽視できない。

自民党は懇談会、総会を開催したが解決の糸口は見つからず、総裁選管理委員会に託された。逢沢委員長は、石破おろしに対して「記名式要望書」の提出を8日と決めた。今それに向かってメデイアは自民党国会議員、県連に対して調査を実施、その結果を報道している。

一方、石破総理再度も作戦はあるらしい。

石破総理が続投となっても少数与党では野党との連立が必要になる。だれが連立を組みやすいかというと、石破さんらしい。高市さんでは保守が強すぎるらしい。

石破さんが「降ろされた」として、ポスト石破は誰か。その候補がいないことも石破さんにとっては有利らしい。でも石破さんが辞めるとなると名乗りを上げる候補者が必ず出てくる。

石破さんが降ろされても総裁選で再び名乗りを上げればいいはずだ。自信があればの話だが、再出馬はしないだろう。

一方、伝家の宝刀である解散総選挙だろう。石破さんはけん制のために解散を匂わせているが、勝算があるとは思えない。

石破さんの「よりどころ」はメデイアの調査で「石破辞める必要はない」の擁護論が増えていることだろう。自民党内でも擁護論が増えているらしい。

しかし、これも「石破おろし」に対する感情論ではないか。石破さんも続投に向け経済政策などの指示をしたり、日米関税合意の実施に責任を持つと言っているが、何をいまさらという感じだ。

石破さんは自ら退いて自民党の解党的出直しに向かうべきだ。


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