2016年4月29日金曜日

舛添・東京都知事の公用車乱用、舛添流「ルール通り」は通用しない

舛添・東京都知事の高額な海外出張に続き公用車の乱用がすっぱ抜かれた。本人は記者の前で疑惑について「ルール通りで問題ない」と言うが厚顔無恥な考えで、常識のある人間なら「程度の問題」でもある。

都知事にはろくな人間しかいない。石原さんの時は週に2回しか登庁せず、特別秘書が都政を牛耳り問題になり、辞任したことがある。

舛添さんは、毎日登庁しているようだが、毎週金曜日には湯河原の別荘に公用車で通っていたという。その費用が年間400万円にもなると言うのだ。

舛添さんの言う「ルール通り」とは、出発地が公務であれば問題ないと言うことなのだろうが、都庁から一度自宅に帰ったのであれば、そこまでが公務だ。その先は私用になり公用車の乱用ではないのか。

また、石原さんの時に問題になった知事公舎はどうなっているのか。 売却といっても高すぎるという考えもあった。

でもこの公舎の必要性について、「緊急時に20分ぐらいで登庁できる」と都は説明していたが、湯河原では無理ではないか。緊急時には指示体制は整っているとでも言うのであれば、世界中どこからでも可能だ。

舛添という男、いい加減なところが多すぎる。他人事では正論を吐くが、自分の事になると屁理屈が多い。

参議院議員の時に政治資金で疑惑が出たが曖昧なうちに逃げ切っているし、自民党を批判して飛び出したのに何故、都知事に立候補したとき、自民党公認(?)になったのか。

都市外交も必要なことは分かるが、何故、規約の5倍にもなる高額なホテルの部屋に泊まらなければならないのか。恐らく見栄っ張りなのだろう。


舛添流ルールの是非を決めるのは都民だ。巨額の予算を執行できると言っても知事が贅沢すべき理由にはならない。

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