2016年7月27日水曜日

米大統領選:お互いに人気の低いクリントンさんvsトランプさんか

民主党の大統領候補者がクリントンさんになって、クリントンvsトランプの戦いになってきた。民主党もクリントン60%の支持しかなく、大会ではサンダーズさんがクリントン支持を訴えるもサンダーズ支持のコール、共和党は主流派が反乱、大統領経験者が欠席する大会になった。従来は各党の主流派が活躍する選挙戦だったが、今回は若者、低所得層が牛耳る様相だ。

当初は、クリントンvsブッシュの予想だった。私も同じような政治家の顔ぶれに飽き飽きし反対した者だが、エスタブリッシュ批判でブッシュさんが早い時期に撤退、クリントンさんもそのうちにと思ってサンダーズvsクルーズの戦いと思っていた。

ところが泡沫候補と思っていたトランプさんが意表を突く政策で飛び出してきた。若者の民意を掴んだのだからこれは強い。「アメリカ第一」「強いアメリカを」という。

「グローバリズムよりアメリカ第一」、ナショナリズム復活は今の時流なのだ。

民主党クリントンになったらどうなるのか。

貿易では雇用、賃金、安全保障に悪影響を与える貿易協定には反対すると言うからにはTPPも反対だろう。アジア太平洋地区での日本との関係は深めるらしい。

トランプさんは在日米軍の駐留費を全額日本に持てという。日本を守ってやっているんだから当然というのだろう。しかし間違ってはいけない。アメリカの対中国、ロシア、北朝鮮対策での重要地域なのだ。社会主義、共産主義から資本主義、自由主義を守るための砦でもある。日本に対する抑止力以上にアメリカにとっても重要な役割を果たしてきたのだ。

トランプさんの現実味も出て来て政府は情報収集に動いていると言うが対米政策は違ってくるだろう。安易なアメリカ詣では出来ない。

しかし今回の米大統領選は低所得者、若者など底辺の国民が行動を起こした。

スタグリッツ教授もアメリカが活気を取り戻すにはトップ1%の政治、経済、司法制度ではなく中産階級以下の国民のための制度に見直さなければならないという。

そういう一歩かもしれないが、トランプさんは大富豪、クリントンさんはエスタブリッシュメント、本当に若者達の民意に応えられるか。


11月の大統領選に向け、目が離せない。

0 件のコメント: