2020年3月13日金曜日

寺田寅彦博士の「一つの思考実験」:やってみないか、株式市場の週一回開催

毎日、テレビの情報番組で新型コロナウィルスのニュース、解説を見るたびに一億総感染症学者だ。ここで一つ寺田寅彦博士が随筆で提案していた「一つの試行実験」に類似したことをやってみたらどうか。

寺田寅彦博士は国民の不安のほとんどが毎日の新聞のニュースにある。不安を取り除くには新聞を日刊から週刊、旬刊にしてみたらどうか。毎日、新聞を読んで誰がどんな役に立てているんだという。

大正か昭和の初めでメデイアもそんなに発達してはいなかった頃だが、それでも情報が多く国民は不安に駆られることが多かったようだ。

今、毎日の新聞、テレビはトップニュースで新型コロナウィルスのニュース、情報番組は専門家を交えて詳細に解説する。これに追い打ちをかけるように株式市場は大きく上下動する。市場関係者、投資家は少しでも損失を少なくするために売り買いし利益の最大化(?)を目指す。

そんな中でも本当かどうかは知らないが、中国は新しい感染者の数が減ってきたためにピークを超えたというが、WHOはバンデミック宣言し、アメリカは感染者が増加している。

トランプ大統領のツイート、経済政策で株価が大きく動く。

日本の12日は856円安の18559円台、トランプ大統領の演説が市場の期待に応える内容でなかったために17800円台まで下落した。海外投資家の動きに影響される。

逆に円は103円台で円高だ。日本経済は本質的には好調と麻生財務大臣はコメントした。

欧州も下落だ。ECBが量的緩和はするが利下げを見送った影響がでているという。

こうなると、一般投資家も国民も不安に襲われる。

一層のこと株式市場を閉鎖し、1週間ごとの開設にしたらどうか。そうすると日ごとの情報にも関わらず冷静に判断する期間があるので性急な行動をとることを避けることができる。日々の変動に惑わされず安定した株式市場になるのではないか。

今は、投資家は経済指標、政治動向など多くの指標を取り入れチョッとした動きでコンピューターが反応し大量の売り買いが瞬時に起きる。皆が同じアルゴリズムのソフトで構築されているので同時性は避けられない

以前、大量の瞬時売り買いを規制しようとする動きがあったがどうなったか。

今、米大統領選で民主党候補者のサンダースさんが若者のポピュリズムに載って急進左派が台頭してきた。これに危機感を感じた米経済界が「脱株主第一 従業員、地域に貢献できる」経営を目指すと言い出した。

いい傾向になって来た。投資家も経営者の理念を生かし、企業を大切に育てることに方向転換すべきだが儲け第一に徹している。

だから株式市場は週に一回開設すればいいのだ。寺田寅彦博士は「試行実験」を提案したが、実際にはやっていなかったという。

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