今後のロシアのウクライナ侵攻でプーチンはどう動くのか。ロシアの戦術核受け入れと今回の騒動で国家反逆罪に問われたワグネル創始者のブリゴジン氏をベラスーシにかくまうことでルカシエンコ大統領がロシアのウクライナ侵攻の今後のキーマンになった。
ブリゴジン氏は、プーチン体制の国防省に反対し首都モスクワに向け進軍を開始し200kmまで進軍したところでプーチンに反逆罪に問われたが、ルカシエンコ大統領の説得(?)で進軍を中止、野営地に帰るとともにベラルーシに向かうというのだ。
確か、23日の夜だったと思う、民放の情報番組でプリコジン氏の発言が大きく報道されたが詳細はわからなかった。25日にわかってきたが、1日足らずでプーチンvsプリゴジン氏の対立は一時収束にかった。
ルカシエンコ大統領がプーチンと相談し撤収、ベラルーシ行きをプリゴジン氏に合意させたのだろう。反逆罪は問われずワグネルの軍人は無罪ということで、両者ともに血を流すことは避けられたという。
しかしこの間、ロシアはヘリコプター3機、兵士13人以上が死亡、今までで最も大きい被害をロシアは受けたらしい。
ウクライナは戦術に磨きをかけているという。ロシアは今回の騒動でだれもコントロールしていない。プーチンはコントロールを失ったという。
一方、ベラルーシのルカシエンコ大統領は、ロシアの戦術核を受け入れ、プリコジン氏をかくまうことでプーチンのウクライナ侵攻にキーマン地なった。ベラルーシは侵攻に反対の立場だ。戦術核の使用にも抵抗するだろう。ワグネルがどう扱われるかだ。
今回の騒動で分かったことは、進行中もワグネルの兵士とロシア人が握手する姿が目立った。ロシア人もプーチン反対なのだろう。また、モスクワまで200㎞まで近づくことができたことはロシア内に支援するグループがいることだろう。
プーチンのウクライナ侵攻が早く収束することをこの騒動は示していないか。
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