2023年9月1日金曜日

注目しよう「複合災害」:地震、津波、火災、台風、土砂崩壊、液状化、火山噴火の同時発生への対応

2023.9.1読売新聞

9月1日防災の日、 各メデイアは100年前の関東大震災の被害状況を詳細に報道するが、「もし○○が無かったら」と韓ゲルト人的、物的被害は少なくなると思わないか。しかし100年前とは社会は大発展しているし、人口も増える一方でリスクは増大している。

危険なのは「複合災害」だ。地震といっても津波を伴えば被害は甚大で復興も厳しい。2つの災害が重なると対応は滅茶苦茶違ってくる。

先の関東大震災では日本海側でも台風が発生、東京では8m以上の風が吹き、多数の人が荷車で家財道具を持ち込んだ広場では火災旋風で多くの死者が出たと負いう。これから避難する時は家財道具をできるだけ少なくし、一か所に多くの人が集まらないことが重要という。しかし広場に集まれば安全と誰でも思う。

今でも首都直下地震の時の避難先は河川敷や神社,公園などが指定されている。

また、今は初期消火が重要だ。消火器の用意は重要だが、マンションでは一人でできる消火設備の消火栓が我々のマンションでは用意されているが訓練をいまだやったことがない。これで大丈夫か。また、地震の後、避難のために家を離れるときはブレーカを落とすことだ。ガスは自動的に止まるようになっているという。。

また、津波を伴うときは、周辺を見ることなく「ひとりでも高台へ」という。太平洋側では10mから30mを超える海岸の町がある。ぐらっと来たらすぐ津波が襲うのだ。高齢者や要介護者を連れ出す暇などない。

新聞によると、過疎地域、限界集落といわれているところで避難支援が困難といわれている。早めに高台での生活ができるように考えなくてはならない。「30年以内の発生確率70%・・・」というが30年後はもっとひどぴ状況になる。

3.11で高学年の生徒が低学年の生徒の手を引いて集団で高台へ向かうシーンをテレビの映像で見て感動した。

火山噴火も注意だ。富士山噴火が心配されているが、3.11の時も山体以上から噴火が危険視されたが、運よく噴火しなかっただけだ。噴火すると2時間で東京に荒廃する。降灰の厚さは所によって違うが10~12cm、東京は2cm程度か。これでも交通機関には影響するし、電子機器はいかれる。さらに大気での粉塵は国民の呼吸器疾患が増える。

1707年の宝永地震の時は49日後に富士山が噴火したという。大変だったろうと思う。

巨大な地震になると被害も広範囲で主要都市は巻き込まれると誰がリーダーになるのか。

内陸部、巨大地震の震源域内及び周辺での地震発生には注意だ。特にスロースリップは前兆ともいえる。3.11の時は北の方からスロースリップが多発し、止まったところが巨大地震の発震減となった。

ハザードマップも整備されている。洪水、土砂災害など自分の住んでいる周辺環境に潜んでいる災害をあらかじめ知っておくことも重要だ。普段は景色もよい場所がイザというときに災害の要所になる。急こう配の山、川の合流地点などは特に注意だ。

2023.9.1の読売新聞「自然の驚異 列島直面」を見ると日本中どこに行っても危険だ。

2023.6.30 読売新聞
都心南部直下地震の震源域

急がれるのは首都直下地震で今被害が一番大きい震源として私の住んでいる都心南部直下地震だ。大田区から品川区、都心に向かう地下50㎞のプレート内の断層が動くのだ。M7.3no 発生確率が70%でいつ発生してもおかしくはないのだが、発生していない。プレートテクトニクスの理論が間違っているのか、地球内部のマントルの温度が下がっているという。近くの流動に変動が起きているのか。

ほかに千島海溝地震、M8.8の発生確率が7~40%、大きな津波も発生する。津波被害での復興にカネがかかるのでロシアが北方4島を手放す可能性も出てくるか。

南海トラフ巨大地震は東海、東南海、南海地震が連動すればMは8~9,できることなら単独で発生してほしい。

3.11の割れ残りは北と南にあり、南は房総半島沖が危険視されている。館山の海岸に行くと海岸段丘で関東大震災での海岸隆起を見るとこができるが最近の研究で1000年前に未知の関東地震が発生した知見が見つかった。




2 件のコメント:

さんのコメント...

関東大震災があった1923年は、山本権兵衛内閣でありました。

真人 さんのコメント...

コメントありがとうございます。
できることなら山本権兵衛内閣が関東大震災でどういう対策を打っていたのか、
そこが知りたかったです。