2012.11.4 撮影 |
昨年11月4日、好天にも恵まれ、孫達をつれて鎌倉を訪ねた。鶴岡八幡宮の「ひこばえ」がどうなっているか。津波対策がどうなっているか確かめたかったのだ。
結婚式をやっているのを横目に見ながら、鶴岡八幡宮の石段に近づいたが、「ひこばえ」が見えない。一昨年に来たときは夏だったが、葉を一枚もつけていない、もうすでに枯れているのではないかと思われる「ひこばえ」が林立し、ただ散水だけが続けられていた。
階段下のテントにいた巫女さんに「どうなったんですか」と尋ねたら「たくさんあった中から元気の良さそうな「ひこばえ」を1本残して生息を見守ることになった」という。
指さす方をよく見ると、1本生えていた。1本の枝(?)では目立たない。カメラを向ける観光客も少なかった。
大きな切り株の端の方に芽生えた「ひこばえ」が銀杏らしい姿を保っていた。これなら大丈夫だろうと思うが、前例のない再生事業と言われていたが成功したのだろう。
原生林の写真で、朽ちた樹木から若い枝が生育しているのをよく見るが、植物の生命力は強い。うまく行ってほしいと願う。
注)2012年11月4日投稿記事 タイトル「鎌倉出見た生き残った1本の「ひこばえ」と破られた海抜表示」の記事を改めて書き直した。
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