2013年6月10日月曜日

国会会期延長なし?:党首討論、予算委員会審議なしで閉めるのか

アベノミクス、成長戦略で活発な議論
が必要なのに会期延長せず閉会か
国会会期末まで後2週間、国会会期延長せず、党首討論、予算委員会の審議なしに閉めるのか。アベノミクスの最終章、第3の矢の成長戦略が発表になり、投資減税の話も出てきた。骨太の方針に財政健全化が織り込まれ成長戦略と両輪になるようで第4の矢も放たれるという。

アベノミクスの政策がまとまってきたが、市場は政府の目論みに反して円高、株は乱高下を繰り返し米国経済、欧州経済、中国、韓国の経済状況にもよるところが大であるが、不信感、不安感をむき出しにしている。

6月14日告示の東京都議選でも自民党候補者はアベノミクスの効果を訴えているが、「実感がない?」と問いかけ、更なる取り組みを求めるという。

国会会期末が迫り、総理のG8出席もあって国会日程は窮屈になってきたのは確かだ。しかし、都議選、参院選に向けても総理の各種政策に対する整合性、実効性などを確認する必要はあるのではないか。

国民は、「うまい話ばかりで本当に実効性があるのか」の疑問も持っている。野党にとっても質問に事欠かない。

ここは党首討論、国会予算委員か審議で、少しでも国民の不安に応える必要があるのではないか。

国民も、市場も不信感を持ったままの会期閉めでは、何が起きるか分からない。


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