東京都知事選 ポスター掲示場 東京都・大田区久が原 大森七中前 24日は5枚だったが、27日には7枚になった 各候補者の選挙態勢が分かる |
「脱原発か、再稼働か」の争点は影をひそめ、防災、少子高齢化、雇用、経済対策などバランスのある政策が競われるようになり、応援の小泉さんの即原発ゼロは別としても細川さんも戦術の変更を余儀なくされそうだ。
先の都知事選での猪瀬さんの433万票は、石原さんの「猪瀬以外にない。最も適した人材だ」という推薦と、ぎりぎりまで出馬宣言を伸ばした後出しじゃんけんで勝ち取ったもので、公約なんて頭になかったのではないか。
それだけ東京都民はあまく見られていたのではないか。
今度こそはしっかり人物、公約を見てと思うだろうが、いままでに公開討論会などは開かれておらず、今のところ候補者の公約、人物評は新聞、テレビに頼るしかないが、それも面白そうな部分を選別しての放送だ。
近くで街頭演説がある時は聞きに行こうと思うが、なかなか実行できないでいる。
でも、各候補者の街頭演説のニュースを見て不思議に思うことがある。
舛添さんを自公が支持しているのであれば、舛添さんに安倍総理や石破幹事長、公明の山口代表などがツーショットで応援に出るはずだが、一向に姿がない。どういう関係になっているのか疑いが出る。おそらく除名処分者を支持しているところに問題があるのだろう。
細川さんも、小泉さんが応援しているが、民主、維新、生活の党が支持しているというが勝手連的な支援(民主党)、表に出ない支援(生活の党)、自由投票(日本維新の会)をするという。政党色を払しょくしたいのだろうが、支援する党側にも問題が大ありだ。
宇都宮さんは共産党の志位さん、社民党の吉田さんとのスリーショットだった。だから、無党派層に支持が伸びるかは不透明だ。
田母神さんも石原さんの応援を得ているが、日本維新の会は分裂状態で自由投票だ。票などあてにできない。先の選挙では猪瀬、今度は田母神では節操がない。
今の選挙は無所属で政党色を出さないようになっているが、それでも支援体制は当落のカギを握り重要だ。
そうなると、舛添さんが多少は優位になる。メデイアも「舛添優位」と煽るからわからない人は「舛添」となりそうだ。メデイアの報道は公職選挙法の精神に反していないか。
でも、他の候補にも頑張ってもらって舛添さんのぶっちぎりのトップだけは避けてほしい。「反対票がいくらになるか」は慎重な都政推進のカギになるのだ。
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