2014年1月9日木曜日

都知事選候補:宇都宮さん、田母神さん、Dr.中松、舛添さん、そして細川さん?、東国原さん?

テレビ朝日 スクランブル
2014.1.9
後1ヶ月に迫った東京都知事選、自民党候補者選びで名前の挙がった女性国会議員、女性エリート官僚等が早々と名前を消し、自民党の世論調査で常にトップを占めた舛添さんがやっと名乗りを上げ、すでに宇都宮さん、田母神さん、Dr.中松さんが立候補を表明した。

それに未だ細川さんが態度をはっきりさせていないし、あの東国原さんの去就はどうなるのか。さらには、都知事選だから様子を見て常連の候補者も名乗りを上げるだろう。

猪瀬前知事の5000万円疑惑が唐突に出て来た感じで行方が注目されていたが、辞任で一応の幕引きは終わった(後の検察の捜査は別として)。立候補を予定している者にとっては、準備が十分に出来ていないと言っても基本的政策はしっかり示すべきだ。

政党は知名度、人気を重視した「勝てる候補」を立てて来るだろうが、その手に乗って人気投票になっては、政党の思う壷だ。有権者が馬鹿にされていることになる。

まだ正式な政策の表明はないが、防災などインフラ対策、東京オリンピックを意識した政策、介護など福祉政策、脱原発、憲法改正などが挙げられるだろう。

都の財政は一般会計6兆6500億円、特別会計を合わせると12兆円を超える。税収も550億円増える見通しだという(讀賣新聞 2014.1.9)。

都知事が居なくても副知事が査定して暫定の予算原案を作るというが、新知事が査定し直して議会へ提出するらしい。誰が知事になっても直ぐには大きくは違わないだろう。

でも、しっかり政策を提案し公約は守るべきだ。

中でも複雑なのは舛添さんだ。自民党がどういう形で押すのか分からないが、自民党とも政策協定すると言う。

思い出すのは2009年、自民党が下野したとき、「すでに自民党の時代は終わった」と宣言し、離党したが自民党は「除名処分」にしたのではなかったか。

除名処分した自民党が何故、推すことになるのか。節操はないのか。

舛添さんは何故、自民党と政策協定するのか。「自民党の時代は終わった」との考えが変わってきたのか。先の参院選では自民党の公認がとれなかったので立候補を辞退したのではなかったのか。

ご都合主義で政党にくっついたり、離れたりするのは政治不信の要因ではないのか。言われている女とカネのスキャンダルは大丈夫なのか。またスキャンダルではたまったものではない。

一方、細川さんが立候補する場合は面白くなりそうだ。「五分五分」と言うが小泉さんが推せば一気にGoと言うことにもなる。細川連立政権の時は、政治が変わると思って期待していたが、スキャンダルで1年も経ずに辞任してしまった。本当の細川政治を見せてほしいものいだが、またスキャンダルではだめだ。

東国原さんも、今は様子見だが立候補するのだろうか。宮崎県知事を1期で辞め、国会議員も1年で辞め、再度都知事選に挑戦では政治家として無責任すぎないか。何故、前回160万票取れたのか、ミーハー票と言うが、未だ不思議なのだ。

今のところ舛添さん優位の下馬評だが、勝ち馬に乗るために舛添さんに相乗りでは、一強の自民党にとって消極的すぎないかとも思うのだが、候補者も底をついてきているのか。



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