2014年1月8日水曜日

早春の隅田川遊覧と浅草寺初詣に行ってきた

「春の うらあらあの 隅田川 ♪」には早すぎるが、孫達の冬休み最終日の7日、家内と孫達と隅田川遊覧と浅草寺初詣(ではないが)に行ってきた。風がないから川面は波もなく天気も絶好の日和になった。

日の出桟橋から豊洲方向
日の出桟橋を10時発の便に乗ろうとしたが少し遅れて着いた。係の人に「10時の便は」と聞くと「今出たところです」と船着き場を離れて直ぐの水上バスを指さした。仕方ないので50分ほど待って次の便にしたが、係の人が付近の説明をしてくれたし、孫達もそれなりに遊ぶことが出来た。「却って遅れて良かった」という感じだ。

向こうにレインボーブリッジやフジテレビ、高層ビルの建物などが見えるが、年配の係の人が30年前には何もなかったという。


孫達の期待に反して浅草行きではない
ホテルナ

時間が迫ってくると水上バスが入ってきた。「ホテルナ」と書いてある。宇宙を飛び回る感じで孫達は喜ぶが浅草行きは赤い水上バスの「竜馬」だ。乗客も増えていくが20人程度か。

日の出桟橋から浅草まで隅田川にかかった13の橋をくぐる隅田川上りだ。橋の高さが低いために行き交う船も小型だ。




勝鬨橋
直ぐ勝鬨橋をくぐる。子どもの頃大型船が通るときに中央の部分が開閉する橋で有名だったが、今はどうなっているのか。船内で案内の放送が流れるが景色を写真に撮ろうと必死なのであまり耳に入らない。








中央大橋と東京スカイツリー
タワーマンション群
佃大橋を過ぎ、中央大橋にさしかかると高層のタワーマンションが目立つ。震度6強、7クラスの地震では相当揺れるだろう。震源が遠方の地震でも長周期地震動で揺れるのだから始末が悪い。首都直下型地震ではどうなるか。経験していないので何とも言えないのだ。








新大橋 芭蕉庵史跡展望園が近くにある
永代橋、隅田川大橋、清洲橋を過ぎると新大橋だ。芭蕉庵史跡があり「古池や 蛙飛び込む 水の音」と詠んだのはここだと船内放送が案内する。

孫が「カワズって何」と問うてきた。「蛙」だと教えると、「蛙が隅田川に飛び込んだのか」と言うので、「古い池のそばに小さなお家が建っていて、蛙が池に飛び込み「ボちゃん」という音が聞こえるほどの静かさを謳ったのだ」と教えた。




蔵前橋、厩橋、駒形橋が見える
両国橋をくぐるとJR総武線の橋が見え、左手に神田川が注いでいる。「あの歌の神田川です」と案内される。蔵前橋、厩橋、駒形橋、吾妻橋をくぐると浅草の船着き場だ。
次の下り便に乗る20人ほどとすれ違った。









賑わう仲見世通り
取り敢えずお参りしようと浅草寺に向かう。仲見世通りは相変わらず人手が多い。飾り物も正月そのものだが、三が日を過ぎ平日なので少しはすいているのだろう。

浅草寺では、正面が混んでいるので左右に回れと警備員が誘導する。網を張ったボックス内で警備員がこちらを見ている。賽銭には高額紙幣は見当たらない。硬貨ばかりだ。高額な賽銭は三が日で終わって今は通常の賽銭になっているのか。

これでは、安倍総理が言う景気回復を実感出来る状態ではないと思うのだが・・。

食事をしようと探すが、どこも満員だ。待ち時間を聞くと「30分ほど」というがそんな事はない。漫才でもよく言われるが、かなり待たせる。5番のカードを持っているが、今呼び出しているのが16番、40番まで言って1番に戻るのだという。正月以来ずっと店を開いていて、今週から近所のお店と相談して交互に休業しているのだそうだ。

家内は考えていた食事、土産物が買えたので満足のようだ。孫達は何と言うことはない。全てが楽しかったようだ。

夕食は、家内が作った七草がゆにデザートはお土産の人形焼だ。

桜の頃に娘達と全員で隅田川遊覧に来ようと言うことになった。

0 件のコメント: