小保方さんを追い回す行き過ぎた取材による不測の事態は、小保方さん側に執拗な取材に対する「精神的ショック」、「右手の痛みが実験に支障が出る」と「実験不調の口実」を与えるだけだ。メデイアとしての取材のやり方に反省すべき点がある。小保方さんの近況とか博士論文などへの厳しい判定が下されてことへの見解を聞きたいのだろうが取材を強要してはいけない。
ZAKZAK(2014.7.24)、テレビ朝日報道ステーション(2014.7.24)で「NHKが小保方さんに謝罪」といニュースが流れた。
何のことかと思って聞くと、理研からの帰りにNHK記者やカメラマンのバイクで執拗に追いかけられ、ホテルに逃げ込んだとき、不測の事態が発生したようだ。
小保方さん側によると、首の捻挫と右肘筋挫傷で全治2週間の怪我だという。
小保方さんは「右手が痛いと実験に支障が出る。非常に悔しい」と言うし、代理人の弁護士は「まるで犯罪者扱い、精神的ショックが激しい」、「強要罪になる」とも言う。
小保方さんに取っては当然のことだろう。しかし、気をつけなければならないのは「実験不調の口実」にされることだ。
STAP細胞検証実験がうまく行かなかった場合、「精神的に不安定だった」とか「まだ、右手が痛くうまく行かない」などと弁解される恐れがあることだ。
NHKは早速代理人に謝罪したと言う。
小保方さんは、今までの理研、早稲田大の調査委員会の調査でも大きな痛手を負っている。「研究者としての資質に欠けている」のだ。
小保方さんに取っては実証実験でstap細胞の存在を示さなければならない。理研だって「やっぱり出来なかったよね」と念を押し、小保方さんに認めさせる実験でもあるのだ。
ここは静かに結果を待つしかないのではないか。
不測の事態を招いて小保方さん側の弁護団に有らぬ口実を与えるようなことがあってはいけない。
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