2014年7月24日木曜日

民主党は代表選で「脱じり貧」を:海江田さん 若手に嫌われて何が出来る?

民主党は代表選でじり貧からの脱出ができないか。海江田代表はなぜ、代表選を嫌がっているのか、若手議員に嫌われて何が出来るというのか。滋賀県知事選では民主党の三日月さんが当選したが、民主党が勝ったと言えないところに、今の民主党の立場が見える。

ところが、民主党6人衆のひとりと言われる岡田さんが「代表選前倒し」に言及した。民主党は尻すぼみで国民に関心がなくなっている。政策課題や党再生で議論することにより閉塞打破ができるのではないかというのだ。

ところが、海江田さんは拒否したらしい。まず今月末の「総括」を聞いてくれというのだ。1年前に誰かがやらなければと、「目に見える成果が出なければ代表をやめる」と言って立候補し代表に付いたのだから、それらしい成果を示さなければならない。

しかし、それらしい成果もなく、代表に座り続けることに若手議員が反対している。玄葉さんも動いた。

何故、海江田さんは代表選を嫌がるのか。

輿石さんらに率いられた旧社会党系議員らに支持を得ている背景と、場合によっては生活の党の小沢さんらとの合流の可能性も考えられ、党勢拡大、野党再編に期待できると言うのか。

一方で、代表選をやれば、反海江田勢力との対決になり、更なる分裂の危機にひんする。それだけは避けたいのではないか。

また、海江田さんの選挙区の事情もある。近いうちに解散・総選挙のうわさも出ているが、東京一区での海江田さんは厳しい。代表のままでも苦戦だろうが、無役になると落選が確実だ。そのためにも代表の座にしがみつきたいのだろう。

ここは、分裂覚悟で代表選を実施するべきではないか。

分裂になればなったで党もスッキリする。基本的に政策が違う保守系と革新系が同居すること自体が混乱を招き、国民の政党選択を迷わす根源でもある。

「民主党よ 分裂でスッキリした政党になれ」と言いたい。

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