2015年4月8日水曜日

上西さん維新除名で無所属へ:比例復活議員の法的地位と道義的地位

維新の会の上西さんが自ら起こした不祥事で維新の会を除名され、無所属となって仕事に邁進するという。上西さんは地方区で落選し比例区で復活当選したことで除名されたときの法的地位、道義的地位が問題になっている。

上西さんは除名処分でも法的に問題はなく無所属で議員活動を続けると言うが、他党の関係者は本来であれば議員辞職し返上すべきだという。

比例区復活組なので、法的には問題が無くても道義的地位はなくなるので本来であれば議員辞職すべきだ。

今回の維新の会の処分について上西さんは、真意が理解されずエモーショナル処分になった事を残念がり執行部批判とも取れる発言をしていた。何でこんな強気な発言が出来るのか。

橋下最高顧問は当初維新の候補者としての資質を担保しての公認候補ではなかったのか。維新の会の講習会を受けさせ維新の看板代を払わして候補者に仕立てたのだ。それに裏切り行為をされたからと言っても自業自得ではないのか。

橋下さんに取っては維新の会が消滅しかねない事態になったことで除名、追放し先の選挙での比例区の次点者の繰り上げ当選で今戦っている大阪都構想のために働かせたい気持ちがあったのではないか。

不祥事を起こした上西さんが居座ることは大阪都構想で戦う維新の会にとってはマイナスイメージしかない。

法的には問題がなくても維新の会の公認、順位で得た議員の地位だから除名処分されればその議員の地位はなくなる道義的地位も考えなければならないのではないか。

根本的に地方区で敗退した候補者が比例区で復活当選すること事態が可笑しいのではないか。有権者に「NO」を突きつけられた候補者が議席を確保できること自体が民主政治を脅かしている。

法改正するか、地方区と比例区を並立せぬように運用に工夫すべきだ。


比例区復活議員には道義的地位が問題になる。

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