2015年4月14日火曜日

米大統領選、クリントンvsブッシュ?:名前を聞いただけで飽き飽きしないか

米大統領選はクリントンvsブッシュ? 何故か名前を聞いただけで飽き飽きしないか。来年11月の米大統領選は、民主党クリントンvs共和党ブッシュの戦いになるのか。誰が言ったか忘れたが、「米大統領選は私たちの生活に大きく影響するが選挙権がないのが残念だ」と言ったのを覚えている。同感だ。米大統領選はアメリカだけの話ではないのだ。誰がなったかで私たちの政治経済が大きく変化するのだ。

12日にヒラリー・クリントンさんが民主党指名選挙に名乗りを上げたことで、日本のメデイアの記事も増えてきた。今日、14日には共和党のルビオ上院議員が出馬表明しクリントンさんのことを「過去の人」と批判したニュースが流れている。

今の状況は、民主党での指名争いの支持率でも知名度、資質共に十分と言われるヒラリー・クリントンが圧倒的に高く、2位のバイデン副大統領を大きく引き離している。一方の共和党は有力候補不在の乱立傾向だと言われなかで元ブッシュ大統領の弟のジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事が意欲を示していると言われているが、一足早くルビオ上院議員が名乗りを上げた。

ヒラリー・クリントンさんはクリントン元大統領の奥さんで元大統領のホワイトハウスでの不倫騒動をうまく収拾したことで有名になったが、その後上院議員になりオバマさんと大統領指名選挙を戦い負け、オバマ政権で国務大臣についた。今回はイメージを変える戦略に出ている。

経済政策ではトップの人たちに有利な状況から中間層重視に軸足を変え、「今度はあなたの出番だ」とキャンペーンを張っている。そしてブログでは「動き始めた」という。

クリントンさんが大統領にでもなれば初めての女性大統領の可能性が有り期待も大きい。

新聞報道によると、クリントンvsブッシュの支持率は46%vs40%だそうだが、8年の民主党政権から更に民主党政権が続く事があるのか。2期の政権の後は反対党に交代する流れがあるのではないか。

でも不安要素も大きい。ルビオ上院議員が指摘しているように「過去の人」とみられているのだ。

そのほかに、最近問題になった公務に私用のメールアドレスを使用したこと、高齢であること、そして長い間政権の近くにおり斬新さがないことが挙げられる。これから何か新しい政策が出てくるのか。

また、クリントンvsブッシュとなると、クリントン家、ブッシュ家と言うことになり米国の政界も膠着状況にあるのではないか。名前を聞くだけで飽き飽きする人も出るだろう。

既に情報番組では「日本への影響」がいろいろ指摘されているが、共和党の動きに注意だ。


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