2016年4月15日金曜日

思うように行かない防災?:地震は繰り返すが、被災地も同じ光景を繰り返す

防災グッズ
またまた地震発生、M6.5,まれに見る震度7だが、思うように行かない防災の感がする。地震は間違いなく繰り返すが、被災地光景も間違いなく繰り返すのだ。

ブロック塀の倒壊、2階建ての一階がぺしゃんこ、家具の倒壊、棚からの落下、通電火災? 盛り土部分の陥没、崖崩れ、避難場所では毛布の支給、飲料水が足りない、簡易トイレが足りない。冬だと寒い。着の身着のままだから仕方ないことだ。また、被災後の生活を考えると不安になる。

誰だって被災すれば動転し、何をして良いか分からないのは当然だ。自衛隊、消防、警察、地元消防団の方々の救助活動には頭が下がる。

15時27分ごろ、また熊本で震度4の地震が発生したとテレビが伝える。頻発する余震、これが落ち着くまで被災地復興は手に着かないだろう。

でも、どうしてこう言う地震が発生したとき、防災グッズを用意していて助かったというニュースがないのか。今回発生した熊本は地震がないと考えて準備していなかったのか。

災害情報では必ずと言って良いほど、コメンテーターが防災を指摘する。ブロック塀は倒れやすいから鉄筋で補強、大事な物はひとまとめにしておく、飲料水の確保、防災グッズの用意など指摘する。

でも参考にする人は少ないのではないか。まだまだ甘いのか、用意していてもいざというときには役に立たないのか。

私も東京に来て防災グッズを用意した。

EX・アルミ・マルチユースシートなどを含んだサバイバル・ローラーバッグ、エマーゼンシー・トイレキッド、非常用トイレセットだ。飲料水は45Lのゴミ袋をポリバケツに入れて水道水を貯めている。フロ水はためておく。

でも、水道水を交換するのも大変だし、ふろ水も最近が湧いてくると衛生的に悪い。

2~3日出かけるときは電気製品のコンセントは抜く。ガス栓は震度6以上でシャットされるというのでそのままにしているが、その信頼性は6階までのようだ。それ以上になると信頼性が落ちる。

私は4階に住んでいる。エレベーターが止まっても階段を使って上り下り出来ることを考えた。家内は、年を取ると上りに「ハーハー」言うが健康のためだと言っている。

本箱やライテイングデスクは転倒防止、滑り防止対策をした。仏壇(3つのパーツに分かれる)が問題だったがチェーンで柱と結んだ。

車は4階建ての立体駐車場と契約していたが直下型地震時はトラブルだろうと思って直置きの駐車場に変えた。付近のマンションはせいぜい2階建てで4階のものはない。

自分で出来ることはこのぐらいかと思っているが、いざというときに役立つかどうか。家内が娘や孫の家も整備しろと言うから実施した。


年配の被災者の「今まで生きてきたがこんなのはじめてだ」という感想を聞くが、何時起こるか分からないことが防災対応を遅らせているのではないか。

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