気象庁の「最近の地震活動(速報値)に日向灘、南海トラフ地震の 震源域と中央構造線断層帯を書き加えた |
被害や地震発生のメカニズムが明らかになるにつれ今回の熊本地震は想定を越える結果になりそうだ。テレビ画面でもしょっちゅう「地震情報 震源地熊本県熊本地方」が表示される。
これだけ頻繁に起こると専門家が指摘している日向灘地震、中央構造線断層帯、まだ少し先と思っていた南海トラフ巨大地震への誘発が心配になる。
テレビの情報番組、報道番組でもキャスターがコメンテーターに問うが専門家は口を濁す。本音は「関連性なし」と思っているのだろうが「万が一」と言うこともある。
そこで気象庁の「最近の地震活動(速報値) 2016/4/16 00:00~2016/04/18 13:20」に関連する震源域を書き加えてみた。
まだ、震源域は九州を飛び出て四国に飛んでいないが、伊方原発はヒヤヒヤだろう。
中央構造線断層帯では未だ地震の発生は見当たらない。
しかし和歌山県、三重県にまたがる紀伊半島では南海トラフ震源域の北端で地震の発生が見られる。これが誘発するかは分からない。
専門家の調査が報道され断層の地割れが田畑に現れているが、横ずれで大きいところでは2mになるという。舗装道路はめくれ上がり道路網は遮断だ。
又、今まで震源は北東に向かっていたが、今は反対の南西方向にも延びている。これが続けば川内原発も危険になる。
政府の対策も「先手先手」といいながら「後手後手」になっている。今は静かに我慢しているが不満が爆発するのは目に見えている。
いろいろ勉強になる熊本地震だ。
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