自民過半数超ということは安倍政権を信任したことになるのか

選挙の序盤予想でメデイア各社は自民優勢を伝える。争点が「安倍総理の信任」だとすれば安倍政権の継続を認めることになるが、そうは簡単には言えないだろう。日本を守る、景気回復を願う有権者は自民・安倍政権だろうが、政局運営への批判、憲法を守ることを考えれば安倍さん以外の自民党政権だろう。

安倍さんの「ブームでは何も新しいものは生まれない。愚直に政策を訴える」は民進党、希望の党の合流のゴタゴタを尻目に批判したものだ。

メデイアの情勢分析を受け、自民は「気を引き締めよ」と通達すれば野党は巻き返しを図るようだ。

野党は、「安定政権」「力強い政権」をどうやって築く事が出来るかを有権者にどう説明するというのか。

自民党優勢でも安倍政権を批判する手はあるのか。

安倍さんの選挙区（山口4区？）で反安倍キャンペーンを張り得票数を大幅に減らすことが出来るか。地元有権者は総理を出しているのだから容易には賛成しかねるだろう。

安倍さんのお友達と思われ「森友・加計学園疑惑」に加担したと思われる萩生田さんなどを落選させる手はあるが、如何に銭、希望の刺客が弱すぎる。大阪からの落下傘候補では勝ち目がない。野党共闘すれば落選させるところまで追い込むことだ。

比例区は自民党以外を記入し野党議員を確保する。小選挙区で落選した野党候補者を復活させるのだ。

メデイアは自民党政権継続となると「誰を総理にしたいか」のキャンペーンを張る。石破さん、岸田さん、野田さん、河野さんへの期待はどうか。

野党が負けたとしても接戦で負け、野党共闘だと勝っていたという結果を残せないか。

混沌とした政局？　だから「安定した政権」を有権者は望んでいるのだろう。「議席は減らしても負けではない」という論理も出てくる